CAST Freetour 2.0 開発ストーリー
CAST Freetour 1.0 は素晴らしいビンディングであり、市場に出ているほとんどのスキーヤーに対応していると私たちは考えています。何年もかけて私たちは成長し、Freetour 1.0 の機能がインストーラーの技量、マウントに依存していることに気づきました。マウントがずれていると、つま先の交換が非常に難しくなります。正しくマウントされていれば、変わらず市場で最高のビンディングのひとつです。
CAST Freetour 2.0の最大の変更点は、4本の独立したトゥースクリュータワーから1つのベースプレートになったことです。この主なアイデアは、マウントをより簡単にすることでした。取り付けが簡単になっただけでなく、エンドユーザーにとっても、4つのスクリュータワーを扱う必要がなくなり、より使いやすくなりました。これにより、汎用性が高い1本のスキーを持ちたい、あるいはいつかツアーに出たいと考えているあらゆるスキーヤーにも、ターゲットを広げることができると考えています。
1つの変更が、次世代ハイブリッド・バインディングを生み出したと考えています。 ブレーキリテーナーの段差を少し大きくし、ブレーキのホールド性を向上させました。 Freetour 2.0 のベースプレートに対応する新しい Tech Toe と Toe Pedestal(トゥー台座)を作らなければならなリませんでした。 また、ベースプレートにロックする方法を変更し、ロックボタンをより大きく頑丈なものにしました。これらの小さな変更により、CAST Freetour 2.0 Pivot 15/18 は Freetour 1.0 よりも軽量化され、より楽しく、より使いやすく、バックカントリーでの持ち運びがより快適になりました。
現在のところ、CAST Freetour 2.0 のアップグレードキットの販売は行われません。CAST Freetour 2.0 のシステムを使うにはこのビンディング LOOK Pivot 15/18 CAST Purple とのセットを購入する必要があります。これは、将来的に TUV(テュフ)認証という、機械・電子機器や医療製品などあらゆる製品に対して、安全性や機能の有効性が認められたことの認証を取得する為のステップであり、この LOOK Pivot 15/18 CAST Purple が取り付けられた Freetour 2.0 は出荷時に安全性と機能の有効性がテストされ、メーカーの保証対象となることを意味します。