CAST LLC
CAST Freetour 2.0 Pivot 18
CAST Freetour 2.0 Pivot 18
シーズン前在庫は今日現在で各サイズ1台のみとなりました。お早めのご購入をお勧めします。
現在の在庫が完売しますと、次回の入荷は2025年3月になる見込みです。
LOOK Pivot 18 CAST Purple に CAST Freetour 2.0 が装着されたセットです。
市場で最も洗練されたハイブリッドツーリングビンディングが、2024 - 2025 シーズンから 2.0 へとアップデートされました。 CAST Freetour 1.0 からの主なアップデート、変更点は
- 新開発のベースプレート、Toe Pedestal(台座)、Tech Toe により、よりスムーズで簡単なトゥウーピースの脱着が可能
- LOOK Pivot 18 のトゥーピースに出荷段階で Freetour 2.0 の Toe Pedestal(台座)が組み込まれ、トゥーピースの分解・組立てが不要
- ブレーキロックの形状の見直しにより、より確実にブレーキのホールド性を向上
- ウォークモード 49g、滑走モード 124g の軽量化に成功(片側、ブレーキ幅115mm、GripWalk/Alpine AFD)
- LOOK Pivot 18 のカラーは CAST Purple のみの販売
- 現在のところ、CAST Freetour 2.0 アップグレードキットの販売は行われない
- CAST Freetour 1.0 とは非互換
Freetour 2.0 へのアップデートの経緯は、後述の CAST Freetour 2.0 開発ストーリーをお読み下さい。
LOOK Pivot はアルペンスキー用ビンディングとして、耐久性のあるアルミ製トゥーピースとターンテーブル式のヒールピースで構成されています。ブーツとスキーのレスポンスが高く、瞬時の動力伝達と正確なスキーコントロールを行うことができ、アグレッシブな滑りに対しても安全な保持力と解放が可能な最も信頼できるビンディングです。
その LOOK Pivot 18 のトゥーピースを CAST の特許であるクイックリリース機構で使用できるように改造し、ハイクアップ時には超軽量のツアー用テックトゥーと入れ替えて使用します。CAST Freetour 2.0 はアルペンビンディングの信頼性と安全性を完全に備えた、アルパインツアービンディングの妥協のないソリューションであり、市場最高のハイブリッドツーリングビンディングです。フリーライドのためのソリューションが更なるアップデートを遂げました。
さらには Freetour 2.0 2nd Ski Kit を(板幅が異なる場合は LOOK Pivot Spare Brake も)追加購入することによって、ネジを4本締めるだけで他の板でも使用することが可能です。
テック・フリーダム
Freetour 2.0 の片側 87g の超軽量 Tech Toe は、効率を最大限に高めながら、ツーリングの重量を最小限に抑えます。Pivot 18 のトゥーピースを Tech Toe に換装することで、スキー1本あたりのビンディングの総重量はわずか約 1,000g になります。
アルパイン・パフォーマンス
LOOK Pivot 18 と新開発の Freetour 2.0 Base Plate と Toe Pedestal(トゥー台座)との組合せは、スキー界で最も信頼されているアルペンビンディングの信頼性と性能の全てを維持しています。完全なるリリースとリテンション特性は、比類のない安全性を提供します。
LOOK Pivot の優位性
LOOK Pivot の性能の高さは計り知れません。大きなエラスティックトラベル(可動域)、最速のリセンタリング、短いマウントゾーン、マルチディレクショナルリリースにより、あらゆるビンディングの中で最高のスキーフィールを生み出します。
スキークランポン対応
クランポンクリップは、Dynafit スタイルのスキークランポンに対応しています。
あらゆるブーツソールに対応した AFD
標準 AFD は GripWalk ISO 23223(グリップウォーク)/ Alpine ISO 5355 (アルペンソール) の両方に対応しています。フルロッカーソール用に、交換可能な ISO 9523 (ツーリングソール)も付属しています。
ターンテーブルヒール
LOOK Pivot のターンテーブルヒールは、脛骨軸を中心とした回転リリースを可能にします。これにより、ほとんどのテックビンディングが実現できておらず、下腿部の怪我の可能性を大幅に減らすことができます。
ヒールアッセンブリー
Freetour 2.0 のコンパクトな Brake Lock/Bail Set は、ヒールピースの前に2つの穴で取り付けます。ブレーキロックと、フラット、8°、12°のクライミングモードに対応する2つのクライミングベイルが装備されています。
CAST Freetour 2.0 購入時の注意点
CAST Freetour 2.0 は LOOK Pivot 15/18 と同じホールパターン、そしてブレーキロックの新しい2穴を開けて取り付けます。LOOK Pivot 15/18 の穴の位置出しをゲージ(ジグ)やテンプレートを用いて正確に行え、適正なドリルにて穴開けを確実に行わなくてはなりません。Brake Lock/Bail Assembly のテンプレートステッカーはキットに付属します。
または現行の LOOK のゲージ Adult Mounting Template (FCFF001) に装着することができる LOOK - CAST Jig Attachment も販売しております。
弊社へ取付けをご希望の場合は板を弊社所在地の北海道帯広市までお持ち込み頂くか、お送り頂く形となります。10月〜3月は到着後2週間前後にてインストール作業を行いお客様の元へご返送いたします。尚、取付工賃は ¥6,600(税込)となり、既にご使用されている別のビンディングが付いていた板は穴埋めや不陸調整等、別途若干の工賃が派生します。お送り頂く際の往復の送料はお客様のご負担となります。インストールに関しまして、ご質問・ご相談がございましたらお問い合わせください。弊社によるインストールをご希望の方はカートへ CAST Freetour インストール工賃を追加され同時にご購入ください。
CAST Freetour 2.0 仕様・スペック
CAST Freetour 2.0 仕様・スペック
- カラー:CAST Purple
- ブレーキ幅:95mm / 115mm / 130mm
- 解放値レンジ:
- Look Pivot 15 DIN/ISO 6 - 15
- Look Pivot 18 DIN/ISO 8 - 18
- エラスティックトラベル(可動域):45mm(トゥー)、28mm(ヒール)
- 対応ソール:GripWalk ISO 23223(グリップウォーク)/ Alpine ISO 5355 (アルペンソール) / Touring ISO 9523 (ツーリングソール)
- クライミングサポート:8°、12°
- マテリアル:A7075(超々ジュラルミン)アルミ削り出し、POM(ポリアセタール)、ステンレススチール
- ウォークモード総重量:1,016g(片側、ブレーキ幅115mm、GripWalk/Alpine AFD、スクリュー含む)
- Tech Toe:87g
- Base Plate:59g(スクリュー含む)
- Pivot 15/18 ヒールピース:774g(ブレーキ幅115mm、スクリュー含む)
- Brake Lock/Bail Assembly:96g(スクリュー含む)
- 滑走モード総重量:1,343g(片側、ブレーキ幅115mm、GripWalk/Alpine AFD、スクリュー含む)
- Pivot 15/18 トゥーピース、Toe Pedestal & AFD:414g(GripWalk/Alpine AFD)/ 408g(Touring AFD)
- Base Plate:59g(スクリュー含む)
- Pivot 15/18 ヒールピース:774g(ブレーキ幅115mm、スクリュー含む)
- Brake Lock/Bail Assembly:96g(スクリュー含む)
製品に含まれるもの
製品に含まれるもの
- LOOK Pivot 15/18 トゥーピース(Toe Pedestal、GripWalk/Alpine AFD 装着済み)× 2
- LOOK Pivot 15/18 ヒールピース(ブレーキ装着済み)× 2
- Tech Toe × 2
- Base Plate × 2
- Brake Lock/Bail Assembly × 2
- スクリュー × 1セット
- Touring AFD × 2
- Tech Toe/トゥーピース用ポーチ × 1
- Brake Lock テンプレートステッカー × 1
- CAST Sticker × 1
- LOOK マニュアル × 1
CAST Freetour 2.0 使用上の注意点
CAST Freetour 2.0 使用上の注意点
- Tech Toe、または Pivot のトゥーピースは使用していない方をバックパックに確実にしまい込んで携行してください。
- トゥーピースを取り外すときは、Base Plate 中央のシルバーのリリースボタンを押したまま、後方へスライドして外してください。また、Base Plate に雪や氷が付着している場合は一度取り除いてから装着してください。
- ブレーキをロックするときは、Brake Lock を起こして、そのままブーツで踏み込むか、指で押し込んでください。 Brake Lock を解除するときは、ブレーキの先端を握って内側に押し込むようにして解除してください。
- Tech Toe はレバーを手前に起こして固定してください。その際は起こし過ぎてレバーを固着させないように注意してください。通常は2ノッチで十分に固定されます。
CAST Freetour 2.0 の保証に関して
CAST Freetour 2.0 の保証に関して
CAST 製品はスキーの過酷な使用に耐えられるよう、最高品質の製品だけを作るよう努力しています。保証のためにギアを何度も往復させるようなダウンタイムは誰も望んでいません。
CAST の製品は、丈夫で耐久性があることが証明されており、お客様が製品を何年も使用できるようにしたいと考えています。CAST は製造上の欠陥によって起こるかもしれないあらゆる問題に対して製品をカバーします。
標準的な保証期間は購入日から2年間ですが、標準的な2年間の期間を過ぎた保証問題についても検討します。
CAST® Freetour 2.0 は Group Rossignol USA, Inc. または Look Fixations SAS 側のいかなる保証、メーカー責任または販売者責任も無効になります。そのような救済措置は CAST に向けられるものとします。 製品に問題が発生した場合は、弊社までご連絡ください。
Share
CAST Freetour 2.0 開発ストーリー
CAST Freetour 1.0 は素晴らしいビンディングであり、市場に出ているほとんどのスキーヤーに対応していると私たちは考えています。何年もかけて私たちは成長し、Freetour 1.0 の機能がインストーラーの技量、マウントに依存していることに気づきました。マウントがずれていると、つま先の交換が非常に難しくなります。正しくマウントされていれば、変わらず市場で最高のビンディングのひとつです。
CAST Freetour 2.0の最大の変更点は、4本の独立したトゥースクリュータワーから1つのベースプレートになったことです。この主なアイデアは、マウントをより簡単にすることでした。取り付けが簡単になっただけでなく、エンドユーザーにとっても、4つのスクリュータワーを扱う必要がなくなり、より使いやすくなりました。これにより、汎用性が高い1本のスキーを持ちたい、あるいはいつかツアーに出たいと考えているあらゆるスキーヤーにも、ターゲットを広げることができると考えています。
1つの変更が、次世代ハイブリッド・バインディングを生み出したと考えています。 ブレーキリテーナーの段差を少し大きくし、ブレーキのホールド性を向上させました。 Freetour 2.0 のベースプレートに対応する新しい Tech Toe と Toe Pedestal(トゥー台座)を作らなければならなリませんでした。 また、ベースプレートにロックする方法を変更し、ロックボタンをより大きく頑丈なものにしました。これらの小さな変更により、CAST Freetour 2.0 Pivot 15/18 は Freetour 1.0 よりも軽量化され、より楽しく、より使いやすく、バックカントリーでの持ち運びがより快適になりました。
現在のところ、CAST Freetour 2.0 のアップグレードキットの販売は行われません。CAST Freetour 2.0 のシステムを使うにはこのビンディング LOOK Pivot 15/18 CAST Purple とのセットを購入する必要があります。これは、将来的に TUV(テュフ)認証という、機械・電子機器や医療製品などあらゆる製品に対して、安全性や機能の有効性が認められたことの認証を取得する為のステップであり、この LOOK Pivot 15/18 CAST Purple が取り付けられた Freetour 2.0 は出荷時に安全性と機能の有効性がテストされ、メーカーの保証対象となることを意味します。