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SlideWright LLC

SlideWright Wood Ski Centering Tool & Calipers

SlideWright Wood Ski Centering Tool & Calipers

通常価格 ¥8,800
通常価格 セール価格 ¥8,800
SALE Sold Out
(税込み)

SlideWright Wood Ski Centering Tool & Calipers は正確なビンディングマウントのために、素早く簡単にスキー板の真のセンター位置を求めることができます。

CNC 加工とレーザー加工が施されたバルトバーチ材のスキーセンターを求める専用のノギスで、裏面には各種のネジの正しい測り方と目盛りも付いています。また、ゲージ(ジグ)のマウント時に便利な BSL (Boot Sole Length & Centering Gauge) も1枚付属します。

ビンディングメーカーが供給するゲージ(ジグ)や JigaRex™ を使ったとしても、完璧にスキー板のセンターにマウントすることは難しく、0.5〜1.0mm 程度のズレが生じてしまうのはゲージ(ジグ)の構造上仕方のないことです。

例えば、ゲージ(ジグ)のバイスポイント(スキー板を挟み込む箇所)の延長が 75cm の場合、0.01° ズレることによって、ゲージ(ジグ)の中心が正しい位置の場合は左右に 0.65mm、片方のバイスポイントのみ正しい場合は反対側のポイントは 1.3mm もセンターから外れるということをご存知でしょうか?また、私達人間がその僅か 0.01° のズレを感知する能力があるのでしょうか?

しかしながら、この Wood Ski Centering Tool & Calipers を使い、スキー板の上にマーキングしてゲージ(ジグ)のセンターと合わせることによって、常にスキー板のセンター位置を目視で確認することができます。

仕様方法はこのページの下記メニュー「SlideWright Wood Ski Centering Tool & Calipers マニュアル」をお読みください。

製品に含まれるもの

  • バルトバーチ材のツール本体
  • 3D プリンティングの左右のノギスジョー(顎)とハンドルノブ
  • BSL (Boot Sole Length & Centering Gauge) × 1枚

SlideWright Wood Ski Centering Tool & Calipers の使い方

*ツールの左右のノギスジョーが締め込んでも動いてしまう場合は、ハンドルノブの裏側のナットの位置に問題があります。ハンドルノブを締め込んだ状態で、ナットの平面とネジが水平になって溝に当たるように、一度ハンドルノブを分解して微調整を行なってください。

*文字で説明すると長くなりますが、一度実作業に慣れると素早くセンターを求められます。

1. スキー板のトップシートの概ね中心(縦位置のセンター)にマスキングテープ、または半透明のメンディングテープを貼り付けます。

BSL を仕様する場合は、BSL の四隅にマスキングテープを貼り付けて、たわみがないように伸ばして貼り付けます。この時、スキー板の横位置のセンターだけ合わせて、縦位置の振れは無視します。

2. スキーのセンター幅をカタログスペックから把握しておきます。例:センター幅 85mm の場合

3. 次に左側のノギスジョーの内側を本体の 0mm の位置にハンドルノブを回してセットします。

4. 右側のノギスジョーをカタログスペックのセンター幅の位置にハンドルノブをセットします。例:85mm

5.スキー板のセンターポジションに沿って一度スキー板にツールで挟み込むというよりは、上から優しくはめ込み、センター幅がカタログスペック通りなのか、若干の誤差があるのかを把握します。正しくツールの幅を設定し、板のカタログスペックが正確な場合、上からはめ込むとスムーズな感覚(ヌルっとした感覚)でツールが入っていきます。この感覚を覚えておきます。

*力をかけて押し込むとノギスジョーがスライドしてしまうので気を付けてください。

6. このステップでツールが上手く入らない、または入ったがガタ付きがある場合は、ツールの設定に問題があるか、カタログスペックが正確ではないかのどちらかです。スキー板のカタログスペックは整数のみで少数までは表記されていません。

7. 一度ツールを引き抜き、設定した目盛りからズレていないかを確認します。ズレている場合はステップ 3 と 4 を繰り返します。

8. 0mm から計測した右側のノギスジョーの内側までの目盛りの数値を2分割します。例:85mm ÷ 2 = 42.5mm

9. ツールの 80mm の箇所 "CENTER LINE" と書かれてるポイントから左右にステップ 8 で求めた数値を差し引いてノブを締め込見ます。例:80mm - 42.5mm = 37.5mm 左右のノギスジョーの内側を左右の 37.5mm の位置で設定します。

10. ツールを再度スキー板の横位置のセンターに沿って入れ込み、ツールの目盛りの 80mm の箇所 "CENTER LINE" と書かれてるポイントでテープに点をマーキングします。

BSL を仕様する場合は、四隅のマスキングテープを一度外して自由に動く状態を作り出し、BSL の縦位置のセンターをツールの目盛りの 80mm の箇所 "CENTER LINE" と書かれてるポイントと合わせます。その後、ビンディングのマウントポジションをファクトリーリコメンドセンターの場合は BSL の "BOOTS SOLE CENTER LINE" と合わせます。 ファクトリーリコメンドセンターよりビンディングを前方にマウントしたい場合は、BSL の目盛りに従って任意の長さをノーズ(トップ)側へスライドします。ファクトリーリコメンドセンターよりビンディングを後方にマウントしたい場合は、BSL の目盛りに従って任意の長さをテール側へスライドします。BSL の左右をマスキングテープで固定します。

11. ツールを引抜き、左側のノギスジョーの内側を本体の 0mm に設定します。右側のノギスジョーはフリーの状態(自由に動く状態)で右端にスライドさせておきます。

12. スキー板のノーズ(トップ)側のファクトリーリコメンドセンターから 50cm 程度の箇所でツールをあてます。右側のノギスジョーをスライドし、ノブを締め込みます。

13. 一度ツールを引抜き、0mm から計測した右側のノギスジョーの内側までの目盛りの数値を2分割します。例:106mm ÷ 2 = 53mm

14. ツールの 80mm の箇所 "CENTER LINE" と書かれてるポイントから左右にステップ 11 で求めた数値を差し引いてノブを締め込見ます。例:80mm - 53mm = 27mm 左右のノギスジョーの内側を左右の 27mm の位置で設定します。

15. 再度ステップ 10 と同じポジションでツールを上から優しくはめ込み、この時にステップ 5 で感じとったスムーズな感覚と同じような感覚でツールが入り込んでいくか確認します。入り込まない場合や、ガタ付きがある場合は、スムーズに入る箇所を前後で探し出し、ツールを入れ込みます。

*力をかけて押し込むとノギスジョーがスライドしてしまうので気を付けてください。

16. ツールの目盛りの 80mm の箇所 "CENTER LINE" と書かれてるポイントでテープに点をマーキングします。

BSL を仕様する場合は、BSL の縦位置のセンターをツールの目盛りの 80mm の箇所 "CENTER LINE" と書かれてるポイントと合わせて BSL をマスキングテープで固定します。

17. ステップ 9 から同じ手順でテール側も同じ作業を行います。

18. 位置を再確認するには、再度、左側のノギスジョーの内側を本体の 0mm に設定し、計測した箇所にあて、ツールの 80mm の箇所 "CENTER LINE" と書かれてるポイントと求めたセンターが合っているか確認してください。

19. マスキングテープやメンディングテープを使っている場合は、薄くて柔らかく曲がる 50cm 以上の定規を使って点と点を結び、直線を引きます

*キャンバーやロッカー、フレックスやトーションの関係により、固い定規で線を引くと失敗しますのでご注意ください。

Tip:
より素早くセンター位置を出すには、上記の手順を応用してブーツセンター以外のノーズ、またはテール側の似たような幅の位置でアバウトに計測し、その数値を分割してノギス上で先に作ってしまいます。そして上からはめ込むとスムーズな感覚が得られる箇所でマーキングします。しかしながら、この際はノギスジョーがスライドして外側にズレてしまうことが無いように、特段気をつけて下さい。いずれにしましても、少なくとも3点を正確に求めなければ、センター出しは行えません。また、マスキングテープ、または半透明のメンディングテープを使用する場合、求めた3点が屈曲しているか否かは、糸を求めたセンターライン上に張って比較すると良く分かります。

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